瀬戸内国際芸術祭オープンしました。2年の準備の成果が問われます。スタッフは待望の日を迎えるにあたって眠れなかった人も多かったとのこと。いよいよです。
7時15分のこえびミーティングを終えて、屋島の長谷川仁の猪おどしを見に行きました。屋島寺の敷地のなかに、十二支でこちん人形のような、オオカミとタヌキとイノシシがテリトリーを分けて共存している愉快で微笑ましい作品で、特に犬のようなオオカミの尻尾が動いてサヌカイトの音が鳴るのが嬉しい!のですが、その日のうちに壊れたそうです。動物には、作品には、やさしく接しましょう。屋島には原研哉さんデザインのパートナーシップ企業BMWのオリジナル・ラッピング仕様BMW i3で行きました。
高松港の大型テントで行われた開会式では、愛知県立芸術大学の寺井尚之さんによる開会式用新曲が香川吹奏楽連盟によって演奏され、そこに8組の獅子舞が加わって圧巻でありました。浜田恵造香川県知事、福武總一郎総合プロデューサー、平井卓也衆議院議員の話もすばらしいものでした。それにしても多くの国から人が来られているなぁ!8世紀の長安みたいですね。獅子舞チームも音曲入りで港周辺を歩いていましたが、切腹ピストルズによる高松港での出船送りの演奏は大人気だったそうです。
私はそのあと沙弥島のオープニングに。与島5島それぞれの唄や獅子舞を見ました。島に残された芸能の良さを堪能したのですが、特に岩黒島の子ども獅子舞には感動しました。今から40年程前、人口減で島の獅子舞ができなくなったのを憂いた小学校の校長先生が、ダンボールで獅子頭を作り、大漁旗を被って子どもが一人で踊るのを考えたそうです。以来、卒業生たちは全員その踊りをやれるとのこと。伝統が時代の波のなかでも生き残っているのでした。五十嵐靖晃さんの「そらあみ<島巡り>」は相変わらず気持ちよく海の風をうけて翻り、ジティッシュ・カラットの「Rippled Sky for Hitomaro」の放水は風に舞って生きもののようでした。ターニャ・プレミンガーの「階層・地層・層」には多くの人が登っていました。小学校の展示は坂出市にデザインなどで恒常的に関わっている神戸芸術工科大学の先生たちの企画で、婦人グループのカフェもでていました。自治会のふぐ飯も好評で一瞬で完売したとのこと。出だしは好調です。
それから宇野港へ。宇野港「連絡船」プロジェクトの第一回「撮り船」フォトコンテスト表彰式で審査員の椎名誠さんと織作峰子さんの対談。「鉄道の写真と違って、連絡船には人が写っている。喜怒哀楽があって素晴らしい。」と椎名さん。なるほどなぁ。展望があるなぁ。と納得しました。ここで特筆すべきは地元の高校生の活躍です。玉野高校、玉野商業高校、玉野光南高校の生徒たちが自主的に朝8時から100人ほど集まり、すべてのイベントのサポーターとして入ったという話です。それまでも制作の手伝いに加わったりしたとの話を聞いていましたが、まのあたりにして感銘をうけました。こういうことが起きているのです。小沢敦志さんの「終点の先へ」、放置自転車の工夫と美しさは格別です。山本哲也さんの「哲子の部屋」のファッションは着たりするとますます楽しくなるものでした。淀川テクニックのチヌも高校生の頑張りで化粧直しをして良かったです。
そこから直島にわたって、レセプションに出て、夜9時から高松での事務局反省会。反省すべきこと、手を打つべきことが報告され散会。疲れてはいるが、作品の評価もよく、来場者や参加者も多いせいか、スタッフ、こえび隊の諸君の顔も明るい。
1/108が終わりました。
7時15分のこえびミーティングを終えて、屋島の長谷川仁の猪おどしを見に行きました。屋島寺の敷地のなかに、十二支でこちん人形のような、オオカミとタヌキとイノシシがテリトリーを分けて共存している愉快で微笑ましい作品で、特に犬のようなオオカミの尻尾が動いてサヌカイトの音が鳴るのが嬉しい!のですが、その日のうちに壊れたそうです。動物には、作品には、やさしく接しましょう。屋島には原研哉さんデザインのパートナーシップ企業BMWのオリジナル・ラッピング仕様BMW i3で行きました。
高松港の大型テントで行われた開会式では、愛知県立芸術大学の寺井尚之さんによる開会式用新曲が香川吹奏楽連盟によって演奏され、そこに8組の獅子舞が加わって圧巻でありました。浜田恵造香川県知事、福武總一郎総合プロデューサー、平井卓也衆議院議員の話もすばらしいものでした。それにしても多くの国から人が来られているなぁ!8世紀の長安みたいですね。獅子舞チームも音曲入りで港周辺を歩いていましたが、切腹ピストルズによる高松港での出船送りの演奏は大人気だったそうです。
私はそのあと沙弥島のオープニングに。与島5島それぞれの唄や獅子舞を見ました。島に残された芸能の良さを堪能したのですが、特に岩黒島の子ども獅子舞には感動しました。今から40年程前、人口減で島の獅子舞ができなくなったのを憂いた小学校の校長先生が、ダンボールで獅子頭を作り、大漁旗を被って子どもが一人で踊るのを考えたそうです。以来、卒業生たちは全員その踊りをやれるとのこと。伝統が時代の波のなかでも生き残っているのでした。五十嵐靖晃さんの「そらあみ<島巡り>」は相変わらず気持ちよく海の風をうけて翻り、ジティッシュ・カラットの「Rippled Sky for Hitomaro」の放水は風に舞って生きもののようでした。ターニャ・プレミンガーの「階層・地層・層」には多くの人が登っていました。小学校の展示は坂出市にデザインなどで恒常的に関わっている神戸芸術工科大学の先生たちの企画で、婦人グループのカフェもでていました。自治会のふぐ飯も好評で一瞬で完売したとのこと。出だしは好調です。
それから宇野港へ。宇野港「連絡船」プロジェクトの第一回「撮り船」フォトコンテスト表彰式で審査員の椎名誠さんと織作峰子さんの対談。「鉄道の写真と違って、連絡船には人が写っている。喜怒哀楽があって素晴らしい。」と椎名さん。なるほどなぁ。展望があるなぁ。と納得しました。ここで特筆すべきは地元の高校生の活躍です。玉野高校、玉野商業高校、玉野光南高校の生徒たちが自主的に朝8時から100人ほど集まり、すべてのイベントのサポーターとして入ったという話です。それまでも制作の手伝いに加わったりしたとの話を聞いていましたが、まのあたりにして感銘をうけました。こういうことが起きているのです。小沢敦志さんの「終点の先へ」、放置自転車の工夫と美しさは格別です。山本哲也さんの「哲子の部屋」のファッションは着たりするとますます楽しくなるものでした。淀川テクニックのチヌも高校生の頑張りで化粧直しをして良かったです。
そこから直島にわたって、レセプションに出て、夜9時から高松での事務局反省会。反省すべきこと、手を打つべきことが報告され散会。疲れてはいるが、作品の評価もよく、来場者や参加者も多いせいか、スタッフ、こえび隊の諸君の顔も明るい。
1/108が終わりました。