芸術祭夏版が始まった。青空の下の灼熱のなか、人が行き船が来る。

20日は朝から小豆島福田の「葺田(ふきた)パヴィリオン」竣工式。続いて福武ハウス開催テープカット。11時半、直島「宮浦ギャラリー六区」テープカット。午後、伊吹島オープニング。夜、夏版オープニング式典と「高松うみあかりプロジェクト」点灯式。その後、直島で食事会が行われた。

前日19日は豊島横尾館竣工式、大島では「大島の在り方を考える会」があり、丹下健三展内覧会・レセプション、芸術祭のオープニングが高松港・アート工房「ベンガル島」で行われた。夜はバングラデシュの要人(財務大臣、文化大臣、大統領顧問、日・バそれぞれの駐在大使)等を交えての会食があった。

18日は女木島で大竹伸朗「女根」のレセプションがあった。

この他、私が出ていない会も数多く、これでみていただいたように、第2回目(特に夏版)は国際的な広がりがあり、芸術祭の中身も新機軸のものが増え、それぞれの地域の盛りあがりも並大抵のものでない。とにかく盛大なのだ。問題、検討事項もたくさん。だが春を経験しているので、大きな流れは順調だ。