新着情報

アーカイブ

2022.07.06 【島の歳時記】 小豆島の中山地区で、伝統行事「虫送り」が開催されました


小豆島の中央に位置する中山地区は、標高差100メートルの高低差を生かした棚田が広がる美しい場所です。
この「中山千枚田」は700年前から作られたと言われ、急な斜面に大小約800枚の田んぼが重なるよう広がっています。


「半夏生」は夏至から数えて11日目のこと。
この半夏生の時期に合わせて、中山では約300年前から「虫送り」という行事が続いています。


火手(ほて)と呼ばれる松明を手に持ち、田にかざしながら棚田の道を下っていきます。
害虫を退治して豊作を願って行われる伝統行事です。


7月2日(土)の夕暮れ、湯船山の中腹に向けて多くの人が登っていきます。
湯船の水まで登っていくと、遠く豊島を望むことができます。
3年ぶりの虫送りを楽しみにしている人々は多く、神事が始まる前から賑わっていました。


開会の挨拶では、虫送りに瀬戸内国際芸術祭のアーティストたちも参加していることが紹介され、歓迎の拍手が起こりました。


神事を終え、薄暗くなってくるといよいよ火手に火が灯されます。



「灯(と―も)せ、灯(と―も)せ」という独特の声を上げながら、急な坂道をくだっていきます。
ゆらめく炎が連なり幻想的な風景が広がっていました。


2022.07.04 【作品制作レポート】 小豆島の屋形崎に三宅之功さんの新作アートが完成しました


アーティストの三宅之功(しこう)さんの新作が小豆島の北西、夕陽で有名な屋形崎に登場しました。
ここは「日本の夕陽百選」に選ばれている場所です。


三宅さんは2019年の第28回UBEビエンナーレ大賞を受賞しています。
UBEビエンナーレは瀬戸内国際芸術祭と連携しており、これまでにも2016年の竹腰耕平さん「小豆島の木」や2019年のキム・キョンミンさん「再び ・・・」を小豆島に展示しています。


今年は三宅之功さんの「はじまりの刻」の展示が決まりました。
青空が広がる7月2日土曜日。大きなトラックに乗った卵型の作品が運ばれてきます。


作品は重さ約4トン。鉄骨とモルタルと焼き物でできています。
高さは3.7メートル、幅は2.4メートルと、とても大きな卵です。


卵の割れ目に植物が生えています。
まるで卵に命を宿しているよう、育っていくのが楽しみですね。


作品設置は2日間に渡りました。
日曜日は地元の方にも集まっていただき、仕上げの作業を行います。
卵の周りの土を踏み固める作業では、参加者が卵の周りをぐるぐる回って歩きながら土を締め固めました。


アーティストと地元のみなさんと一緒に完成時の記念写真です。
青い空に白い卵が映えますね。



夕暮れ時には、紅く変化していく海と空、そしてアート作品の絶景を観ることができます。


2022.06.30 「高松港食のテラス」夏会期の出店者を募集します

春会期に多くの方にご来場いただいた「高松港食のテラス」ですが、夏会期(8/5~9/4)の出店者(飲食事業者)を募集いたします。
詳しくは「募集チラシ(夏会期)」及び「出店要項(夏会期)」をご確認ください。

募集チラシ(夏会期)

出店要項(夏会期)

応募用紙

2022.06.27 【島の歳時記】 豊島の棚田で田植えが行われました


青空が広がる6月の土曜日、豊島の唐櫃(からと)地域に広がる棚田で田植えが行われました。

唐櫃の棚田には《豊島美術館》があります。美しい棚田に浮かぶ水滴のような美術館です。今や豊島を代表する風景となったこの美術館と棚田の景色を維持するため、今も唐櫃棚田保存会のみなさんは日々棚田のお世話をしています。その唐櫃の棚田の田植え体験が、この時期の恒例行事です。今年も島内外から40名ほどが参加しました。


こえび隊によるレポートはこちら
https://www.koebi.jp/news/report/entry-3206.html


────

瀬戸内国際芸術祭2022
夏会期 | 8月5日(金)-9月4日(日)
秋会期 | 9月29日(木)-11月6日(日)

────

2022.06.24 【作品制作レポート】 小豆島に中国のシャン・ヤンさんがやってきました


アーティストの向阳(シャン・ヤン)さんが、夏からの新作制作のために小豆島にやってきました。

シャン・ヤンさんは、2019年に草壁港で作家の故郷にあった古い漁船や廃棄された中国の古い家具のパーツを組み合わせた大きな舟やタワーの作品を作りました。また隣の建物では、航海プロジェクトの企画展を行いました。

今年は、その企画展で発表した構想が作品として実現します。

世界的なパンデミックの中、来日できるかわからない状況がずっと続いていました。シャン・ヤンさんも、日本に来れる場合と来れない場合の両方の作品計画を立てたりと工夫してきたそうです。高松港に到着した日、今回来日できたことをとても嬉しく思っていると伝えてくれました。

まずは高松港の事務所で抗原検査を受けます。
海外からの作家来日ということで、テレビの取材クルーも密着します。


小豆島に渡ったシャン・ヤンさんは早速車で草壁港に向かいました。
まずは海に浮かぶ台船の確認です。この上に作品をつくります。



長さが36メートル、幅15メートルの巨大な台船(作業船)の上に、長さ25メートル、幅9メートル、高さ10メートルの作品を組み立てていきます。今回も、中国の古い家具や建具を使って作品を作っていく予定です。1階部分は2019年時に発表したタワーの作品を再展示、2階部分は糸を使った作品になるそうです。


将来的には世界一周できるぐらいの船を作りたいという壮大な構想があるそう!
とっても楽しみですね!


前のページ
一覧表示