歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体。あらゆる視点から歌舞伎にアプローチするため、主宰である木ノ下裕一が指針を示しながら、さまざまな演出家による作品を上演するというスタイルで、京都を中心に2006年より活動を展開している。代表作に『娘道成寺』『隅田川』『東海道四谷怪談—通し上演—』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』『糸井版 摂州合邦辻』など。2015年に再演した『三人吉三』にて読売演劇大賞2015年上半期作品賞にノミネート、2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、主宰の木ノ下が平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。
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