イギリスの現代美術界を代表するアーティストの一人。1990年代よりヨーロッパのアートシーンを中心に斬新な作品を発表、国際的な注目を集める。1990年代後期以降のスタイルである風景や人物など西欧絵画の主要なテーマを徹底的に簡略化し、限られた要素で表現する作風が、アート界のみならず広義のカルチャーシーンで大きな支持を集め続けている。日本美術にも造詣が深く、歌川広重、喜多川歌麿の浮世絵の収集家でもあり、作風への影響もよく知られている。活動の場は美術界だけに留まらず、Blurのアルバムジャケット、英国ロイヤルバレエ団やU2のステージデザインなどプロジェクトも多数手がけている。
【主な作品・展覧会など】
2015 ドイツ新美術館
2014 ポーランド現代美術館
2012 テートギャラリー・リバプール
2012 英国ナショナルポートレイト・ギャラリー
2011 大英博物館