芸術祭夏季版オープン、さらに梅雨明け。春にもまして多くの人々が海を渡り、島を巡っています。昨日は豊島のケグ・デ・スーザの海苔の家の式典と、知事主催の栗林公園での「讃岐の晩餐会」、女木島・男木島・豊島の作品チェック、今日はタイ王国文化大臣ウィラ・ローポチャナラットさん臨席の「瀬戸内アジア村」開村式、豊島でのボルタンスキーのトーク、リン・シュンロンの高松港「ゴバンノアシ」でのパフォーマンス、そしてタイ・ファクトリーをさまよって、福武總一郎総合プロデューサー主催のパーティーが直島であって、高松港に戻っての21時からの事務局会議、その後のタイ・ファクトリーのあれこれの打ち合わせで、深夜0時を超えました。それでも第1回目に比べれば楽な感じです。厳しいのは平日のこえびさんが少ないこと。皆で声をかけあって、東京からの人は一日でもこえび活動に誘おうということになりました。こえび隊、地元の人々の応援こそ芸術祭の肝のところです。そこから世界がフェイス・トゥ・フェイスでつながっていきます。この角質化したヴァーチャルの世界の中でアート作品が世界を拓いていくのです。
「瀬戸内アジア村」の開村式には20カ国ぐらいのアジアからの参加者があり、いにしえの長安、大仏開眼時の平城京もかくやと想像できるほどの嬉しいものでした。タイ・ファクトリーではジム・トンプソンのシルクをはじめ買いたいものが多くありました。やがてこの地域が世界の文化芸術の交流地になる夢を見られるのです。
「瀬戸内アジア村」の開村式には20カ国ぐらいのアジアからの参加者があり、いにしえの長安、大仏開眼時の平城京もかくやと想像できるほどの嬉しいものでした。タイ・ファクトリーではジム・トンプソンのシルクをはじめ買いたいものが多くありました。やがてこの地域が世界の文化芸術の交流地になる夢を見られるのです。