夏会期中が始まって約1週間。梅雨明けとともに、日に日に暑さが厳しくなってきた7月27日(土)に、瀬戸内国際芸術祭の会場の6つの島や港周辺にお住まいの方々と一緒に、男木島にお邪魔してきました。
それぞれの島に住む方々が、おたがいの島を行き来して、つながっていっていただけたらという願いで行っている「島間交流」の一環です。
男木島に着いてまず最初は、芸術祭の作品や島の名所を巡るアートツアー。ボランティアサポーター「こえび隊」から、作品や男木島の歴史などについて説明を受けました。
アートツアーの途中には、ツアーに参加していた男木島の方から、自家製のシソジュースを振る舞っていただくサプライズも!
男木島をより深く知り、感じることができました。
アートツアーの後は、男木地区連合自治会の福井会長からお話を伺いました。
福井さんは、芸術祭をきっかけにご家族でUターンされた方。
ご自身を含めた3世帯がUターンし、それまで休校していた小・中学校が再開するまでの苦労話や、島の方どうしの絆の大切さなどを教えていただきました。
今、男木島では、子育て世代を中心に移住して来られる方が増えているそうですよ!
最後に、4つのグループに分かれて行った意見交換会では、男木島で採れたハーブをふんだんに使ったお茶をいただきながら、それぞれがお住まいの島や港での芸術祭会期中の取組みなどを紹介しあいました。
参加者のおひとりからは「今回の島間交流を通じて、自分たちの島をもっと元気にするために何ができるのかを考えるきっかけとなった」というお声をいただきました。
ご参加いただいた方々にとって、有意義な一日となったことと思います。
次回は、秋会期に本島にお邪魔する予定です。