昨年度、地域の課題解決に向けた課題探究活動に取り組む丸亀高校の1年生が、高見島の魅力を活かした企画案として高見島アートツアーを考案しました。
このツアーは、お客さまといっしょに島内を巡り、作品鑑賞や島のものを使ったワークショップをすることで、高見島の魅力を島外の人にも広めるというものでした。
2年生に進級後も同じテーマで研究を続けていた生徒4名は、アーティストから直接話しを聞いたり、実際に作品制作を手伝ったりなどして準備を続け、10月13日にツアーを行うことになりました。
5家族11名の参加者と高見港で集合した際には、緊張している様子が見られた生徒たちでしたが、ツアーが始まって参加者と打ち解けていくにつれ、自信をもって作品のガイドを行い、参加者からも熱心に質問がされていました。
高見島を初めて訪れた参加者からは、厳しい坂道を上ったあと、振り返って見た美しい景色に歓声があがるなど、作品だけではなく、瀬戸内や高見島の魅力をたっぷり満喫することができました。
ツアーの最後には、浜で拾った貝やシーグラスなどをつかって、フォトフレーム作りに挑戦しました。
生徒4名にとって、かけがえのない一日になったことでしょう。