続々、アーティストが来圏しています。この21日から3日間、瀬戸内国際芸術祭の夏会期に、小豆島は旧福田小学校でオープンするアジア・アート・プラットホーム「福武ハウス」で協働するアジアの6か国の美術・文化組織(タイ・インドネシア・シンガポール・韓国・香港・オーストラリア)の責任者が集まり、島巡りと打ち合わせをしました。直島、豊島、小豆島、男木島、女木島の作品と制作現場を和気藹々。島の美しさ、サポーターの元気さ、福田小学校の可能性に盛り上がりました。

アジア各地は、独特の味わい深い食と生活・文化をもちながら、日本の各地域と同じように、一元化し、平均化したグローバリゼーションの波に直面しています。固有の生活・文化をどう維持していくか、それらを活かす美術の活動から地域環境と人々のつながりを豊かに守っていけるかは共通の課題です。それぞれの立場と活動を深めあいながらも、どう連携できるか、展示、シンポジウムを共同で作りながら考えていこうという試みが出発します。

この間に、作品のチェックと島の人々への説明会と、打ち合わせが続いています。

作品はなかなかよくて、疲れも忘れる日々です。