作品・イベント / 作家

香川県立ミュージアム/「せとうちの大気―美術の視点」

この展覧会は、「瀬戸内国際芸術祭2022」夏会期の作品です。香川県出身あるいは、これまで瀬戸内を活動の拠点とした経験のある美術家や写真家、映像作家、デザイナーなどによって、美術にまつわる様々な視点から瀬戸内をイメージしてもらおうとする試みです。

今回は、10人の作家たちが、それぞれの個性を遺憾なく発揮した特徴的な捉え方に着目することで、瀬戸内沿岸に居住する私たちの生活を客観的な立場で見直すきっかけにもなると考えています。

ふだん見過ごしがちな風景や事象も、実は長い歴史の積み重ねとともに人々の生活に反映された文化的資産として所在しています。この瀬戸内は常に生き物のように呼吸し続け、現代にまで繋がっていることを作家たちは見逃すことはないでしょう。

私たちの五感を刺激する作品群は、音や映像、光の織りなす情景を描き出し、瀬戸内の魅力を引き出します。

https://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/kmuseum/