瀬戸内国際芸術祭実行委員会(会長:浜田恵造香川県知事)では、アートによる地域づくりとしての瀬戸内国際芸術祭の取組みが海外からも注目されていることから、芸術祭2019夏会期においてアジアの国や地域で文化芸術による地域づくりに取り組む人々が共に集い、学び合い、語り合う「瀬戸内アジアフォーラム」を8月21日(水)~24日(土)の4日間にわたって開催します。


そのオープニングセッションとして、8月21日(水)に「かがわ国際会議場」において、各界で活躍している有識者や専門家を講師に招き、基調講演などを開催いたします。ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。


開催概要
日時:令和元(2019)年8月21日(水)10:30-18:30(開場10:00)

会場:かがわ国際会議場

定員:200人(申込先着順)

料金:入場無料

申込方法/申込先:「参加申込みフォーム」に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

その他:同時通訳つき(日・英・中3か国語)


プログラム
パート1「瀬戸内アジアフォーラム」が目指すもの(10:30-13:00 )

開会
主催者挨拶
浜田恵造(瀬戸内国際芸術祭実行委員会会長、香川県知事) 

問題提起
「激動する世界の中で人々はアートに何を希求するのか」
北川フラム(瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター)
   
基調講演①
「国連はなぜ観光に取り組むのか――カルチュラル・ツーリズムの可能性」 
ムサリム・アファンディエフ (国連世界観光機関事業変革シニアオフィサー/アゼルバイジャン)

基調講演②
「芸術祭は何ができるのか――展覧会を超えて」
アンソニー・ガードナー(オックスフォード大学ラスキン・スクール・オブ・アート所長/イギリス)


<昼休憩>


パート2 地域芸術祭とアジア(14:30-16:30)
①「中国はなぜ"大地の芸術祭″を開催するのか」
謝揚(国務院発展研究中心研究員/中国)

②「シンガポール・ビエンナーレ2019が目指すもの」
パトリック・フローレス(ビエンナーレ2019ディレクター/シンガポール)

③「3つのビエンナーレが始まったタイ。次は何が?」
クリッティヤー・カーウィーウォン(ジム・トンプソン・アートセンター・ディレクター)

④「中央から離れてどう見るか―スポットライトを浴びたインドネシア・アートコレクティブの実践」
レオナルド・バルトロメス(キュレーター、ルアンルパ代表/インドネシア)


<休憩>


パート3 ディスカッション(17:00-17:45)
特別講演 17:45-18:15
「沖縄で芸術祭は可能か?」
池澤夏樹(作家)


閉会
挨拶 福武總一郎(瀬戸内国際芸術祭総合プロデューサー)


瀬戸内アジアフォーラム 全体概要(予定)
○8月21日(水)※一般公開
オープニングセッション(本文ご案内のとおり)


○8月22日(木)※一般非公開
アートツアー(大島、女木島、男木島)及び
セッション アジアの今を知る(会場:かがわ国際会議場)


○8月23日(金)※一般非公開
アートツアー(小豆島)及び
分科会(会場:小豆島オリーブ公園内オリーブホール)
グループA:「アートはホワイトキューブを出てリアルな現場に関わり始めた」
グループB:「人々はアートを手掛かりに世界を移動する」
グループC:「企業が芸術祭というユートピアに関わり始めた」


○8月24日(土)※一般非公開
クロージングセッション(会場:小豆島オリーブ公園内オリーブホール)


取材申込:取材をしていただける場合は、8月19日(月)17:00までに、「プレスルーム」からお申し込みください。