アーティストの向阳(シャン・ヤン)さんが、夏からの新作制作のために小豆島にやってきました。
シャン・ヤンさんは、2019年に草壁港で作家の故郷にあった古い漁船や廃棄された中国の古い家具のパーツを組み合わせた大きな舟やタワーの作品を作りました。また隣の建物では、航海プロジェクトの企画展を行いました。
今年は、その企画展で発表した構想が作品として実現します。
世界的なパンデミックの中、来日できるかわからない状況がずっと続いていました。シャン・ヤンさんも、日本に来れる場合と来れない場合の両方の作品計画を立てたりと工夫してきたそうです。高松港に到着した日、今回来日できたことをとても嬉しく思っていると伝えてくれました。
まずは高松港の事務所で抗原検査を受けます。
海外からの作家来日ということで、テレビの取材クルーも密着します。
小豆島に渡ったシャン・ヤンさんは早速車で草壁港に向かいました。
まずは海に浮かぶ台船の確認です。この上に作品をつくります。
長さが36メートル、幅15メートルの巨大な台船(作業船)の上に、長さ25メートル、幅9メートル、高さ10メートルの作品を組み立てていきます。今回も、中国の古い家具や建具を使って作品を作っていく予定です。1階部分は2019年時に発表したタワーの作品を再展示、2階部分は糸を使った作品になるそうです。
将来的には世界一周できるぐらいの船を作りたいという壮大な構想があるそう!
とっても楽しみですね!