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遠藤利克 えんどうとしかつ

作品No. og11

Trieb-家

人が去り残された家というものは、かつて暮らしていた住人の心的状況を濃密に残留させ、家それ自体が記憶の装置と化して踏み込む者を圧倒する。
今回、作品設置空間として与えられた場所は、朽ち果てた一軒の民家であった。
だがその家屋は、とうの昔に廃墟になり果てていたようで、住人の感情や記憶はすでに漂白されていた。まさに、情念や生命の気配といった類は、見事に捨象され、廃屋はただひたすら、潔く佇んでいた。
ここに関係を開く唯一の方途は、その「気配」に関与すること以外には無いように思えた。

作品情報

作品情報 男木島・男木島中心部
開館時間 9:30-16:15
休 業 日 会期中無休
料  金 300円
備  考

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男木島中心部

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