芸術祭の楽しみ
船で旅する
瀬戸内国際芸術祭ならではの特徴は、船での移動です。島に到着するまでの間、瀬戸内の海や島々の美しい景観を楽しむことができます。季節や天気、時間帯によってさまざまな顔を見せる穏やかな瀬戸内を船がゆっくりと進んでいきます。
晴れの日は遠くの島を見渡すことができ、綺麗な夕焼けも味わえます。曇りや雨の日のしっとりとした雰囲気にも心が癒されるでしょう。地元の方々が、来訪者に手を振って船を見送る光景も想い出深いものとなるはずです。
島旅は、瀬戸内国際芸術祭のマザーポート・高松港を中心とする港から始まります。旅の前にはアクセス情報をチェックしてみてくださいね。
五感で楽しむ
瀬戸内の島々と沿岸部、全17エリアで展開される瀬戸内国際芸術祭。芸術祭の舞台となる各エリアには、それぞれ特有の地域資源(歴史・文化・生活・自然・産業・食の魅力など)があります。
芸術祭ではこれらの資源を生かして、アート作品やイベントを手掛けます。このため、普通の美術館では味わえない、その土地ならではのここでしかできないサイトスペシフィックな作品を五感で体験することができます。
アーティストが、地元の方々や瀬戸内国際芸術祭サポーター・こえび隊などと協力して制作した作品は、地域の人々の元気や誇りとなり、訪れる人との懸け橋になります。芸術祭や作品を通じた新たな出会いや交流が生まれるかもしれません。
個性豊かな島々や会場にゆっくり滞在し、多くの作品を巡るには、作品鑑賞パスポートが便利です。パスポートを片手に、スタンプラリー気分を楽しみながら素敵な思い出を作ってみてください。
地域の食を味わう
「食」は、芸術祭の旅を彩る楽しみの一つです。海や山、温暖な気候に恵まれた瀬戸内には、魚介類をはじめ、多くの特産品があります。芸術祭を巡る途中で、地域ならではの食を味わってみてはいかがでしょうか。
現在、芸術祭のプロジェクトとして、豊島と大島では瀬戸内国際芸術祭サポーター・こえび隊が運営する飲食店に立ち寄ることができます。