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2024.06.06 ―瀬戸内国際芸術祭若手芸術家育成プログラム- 「令和6年度 瀬戸内アート塾」(7/17~26)塾生募集のお知らせ




 瀬戸内国際芸術祭実行委員会(会長:池田豊人 香川県知事)では、瀬戸内国際芸術祭の会場となっている島々を舞台に、「瀬戸内アート塾」を開催いたします。
 講師には瀬戸内国際芸術祭の北川フラム総合ディレクターを始め、瀬戸内国際芸術祭で活躍経験のあるアーティスト、豊福亮氏、村山悟郎氏などを迎え、地域型芸術祭の潮流を知る座学や地域のフィールドワーク、観察や発見を作品構想までつなげて思考するプログラムを予定しています。講師や参加者との対話でアイディアが深まる数日間を体験しませんか。


開催期間|2024 年7月17 日(水)~7月26 日(金) 計10日間
募集人数|15 名程度 
     ※応募者多数の場合は選考を行います。
受 講 料|5万円(税込み) 
     ※行程内の交通費・宿泊費・一部食費を含む
参加条件|39 歳以下で、香川県内において制作活動を行っている又は今後希望する方
(応募想定)芸術活動(美術・音楽・舞台・建築・デザイン・食)又は芸術作品の成立にかかわる活動を行っている方(始めようとする方)で、
     瀬戸内国際芸術祭をはじめとした地域型芸術祭が掲げる趣旨を理解し協働する意思のある方
プログラム内容|ディレクター講義、フィールドワーク、ワークショップ等 
        ※別紙チラシ及びプログラムスケジュール参照
応募方法|こちらのフォームから必要事項を入力しご応募ください。>>>応募フォーム

受付期間|2024 年6月11 日(火)~6月26日(水)
主  催|瀬戸内国際芸術祭実行委員会
企画・運営|株式会社アートフロントギャラリー、NPO 法人 瀬戸内こえびネットワーク

※参考に、昨年度のプログラム実施の様子を動画で掲載しています。>>>動画


写真:昨年度のプログラム実施の様子






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チラシ

プログラムスケジュール

2024.06.06 6月16日(日) 豊島「島のお誕生会」開催『トントントン!ステンシルでオリジナルエコバッグを作ろう!』



 瀬戸内国際芸術祭実行委員会(会長:池田豊人 香川県知事)では、3年ごとの「瀬戸内国際芸術祭」の会期以外にも、アートを通じた地域活動に継続して取り組んでいます。

 2014年から始まったお誕生会は、島内外の方の交流の場として月に一度開催し、その月に誕生日を迎える人を祝うイベントです。島内の方も、島外からいらした方も、誕生月の方も、誕生月でない方もご参加いただけます。

 今回は、こえび隊が毎月豊島で配布する「島キッチン新聞」を描いている、イラストレーターの上野あづささんをお招きして、ステンシルに挑戦します。ステンシルは文字や絵柄を切り抜いた型を当て、インクをその上から塗り、模様を描く技法です。準備してある型を使ってトントンするもよし、型を好きに切り抜いてトントンするもよし、白いバッグをキャンバスに自分の好きな絵柄をトントンしてオリジナルバッグを作りましょう。もちろん、自分がステンシルしたい布製品をお持ちいただいても大丈夫です。
 


【豊島「島のお誕生会」概要】
『トントントン!ステンシルでオリジナルエコバッグを作ろう!』
日 時|2024年6月16日 (日) 14:00~15:00
場 所|島キッチンのテラス 小豆郡土庄町豊島唐櫃1061
参加費|無料
備 考|汚れても良い格好や絵の具で汚れない対策(エプロン等)をお願いします。
    洗濯してもとれないアクリル絵の具を使用します。
ゲスト|上野あづさ
多摩美術大学造形表現学部卒。
2014年から世田谷区にて子ども向けの教室「絵のきょうしつ」を主催。   
2019年からは高松にUターンし、高松でも毎週開催している。子どもたち一人ひとりの描いてみたい、作ってみたいという気持ちを一番大切にしており、実験のように図画工作をしている。




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2024.05.01 豊島「島のお誕生会」開催 『春の棚田で鯉のぼり「棚田の新緑祭」へ出張お誕生会』と ワークショップのお知らせ


 瀬戸内国際芸術祭実行委員会(会長:池田豊人 香川県知事)では、3年ごとの「瀬戸内国際芸術祭」の会期以外にも、アートを通じた地域活動に継続して取り組んでいます。
 2014年から始まったお誕生会は、島内外の方の交流の場として月に一度開催し、その月に誕生日を迎える人を祝うイベントです。島内の方も、島外からいらした方も、誕生月の方も、誕生月でない方もご参加いただけます。

 今回は、『豊島唐櫃の棚田 新緑祭(主催:豊島「食プロジェクト」推進協議会)』への出張お誕生会として、音楽やアート、芸能の枠を超えて幅広く活動されている武徹太郎さんと高良真剣さんをゲストに迎え、手作りのオリジナル楽器が奏でる不思議な演奏会を開催します。
 前日には美術家、デザイナーでもあるお二人と鯉のぼりづくりワークショップを開催し、制作した鯉のぼりはお誕生会の棚田で泳ぐ予定です。


【豊島「島のお誕生会」概要】
『春の棚田で鯉のぼり「棚田の新緑祭」へ出張お誕生会』
日 時|2024年5月5日 (日・祝) 13:00~14:00
場 所|棚田のトンネル下広場 土庄町豊島唐櫃周辺
    (豊島シャトルバス「豊島美術館前」バス停下車すぐ)
    ※雨天時は唐櫃岡公堂で開催(小豆郡土庄町豊島唐櫃822-1)
対 象|どなたでも参加できます
参加費|無料
出 演|武徹太郎、高良真剣


【豊島「ワークショップ」概要】
『わたしだけの鯉のぼりづくり』
日 時|2024年5月4日 (土・祝) 13:00~16:00
場 所|ShinAiKan(旧神愛館) 小豆郡土庄町豊島家浦43-12
対 象|どなたでも参加できます
参加費|無料
出 演|武徹太郎、高良真剣

武 徹太郎 (たけ てつたろう)
音楽家・美術家
ゼロから始める民族音楽ユニット「馬喰町バンド」のリーダーとして独自の楽曲、楽器を製作して発表している。 ライブ活動の他にアニメーションや映画音楽、演劇舞台、ダンス伴奏、壁画制作なども。 紙芝居やアニメーションと音楽を組み合わせた音楽紙芝居のソロパフォーマンスも各地で巡業中。



高良真剣(たから まはや)
音楽家・デザイナー
1992年7月30日生まれ、神奈川県出身。2011年、多摩美術大学在学時に大編成バンド「都会民族楽団panorama」を主宰。西アフリカ音楽のリズム構造をフリージャズに昇華。ダンスやジャグリング、投影装置「水ジェクション」を取り入れた複合的なパフォーマンスを行う。その後、東京塩麹をはじめ多数バンド・舞台作品に参加する。近年は楽曲制作、ソロ活動、即興演奏を主軸に活動中。2020年、ギニア共和国に渡り、バラフォンの名手Epina Bangoura氏にKotoという名を授かる。2021年、ソロライブ作品「people in the dark room」を発表。エッセイと指示書のようなテキストと暗室での実験的演奏を通して、演奏者と鑑賞者の枠組みを変革する。

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2024.04.17 2024年5月3日(金・祝)「女木島名画座上映会」開催 北川フラム総合ディレクターが案内する映画「かづゑ的」鑑賞と夜の女木島を味わうスペシャルツアー



依田洋一朗「ISLAND THEATRE MEGI『女木島名画座』」Photo:Shintaro Miyawaki


 瀬戸内国際芸術祭実行委員会(会長:池田豊人 香川県知事)では、一年を通して地域活動への参加やアート作品の公開等に継続して取り組んでいます。

 瀬戸内国際芸術祭2016で女木島に開館した「ISLAND THEATRE MEGI『女木島名画座』」は、ニューヨークに最後まで残った42番街の古い映画館をイメージした作品です。小さいながらも楽しく映画を見られる作品空間の中で、定期的に上映会ツアーを開催しており、今回で17回目の開催となります。

 今回、上映するのは『かづゑ的』。監督は、「三池 終わらない炭鉱の物語」などで炭鉱に関わる人々を追い続けてきた熊谷博子さん。瀬戸内の国立ハンセン病療養所、長島愛生園で約80年間暮らしてきた女性を追ったドキュメンタリー映画です。瀬戸内海の島に隔離され、様々な思いが交錯する中で、それでも生活の中に楽しみを見出し、前向きに生きてきた、たくさんの方たちがいます。

 女木島からは、瀬戸内国際芸術祭の会場の一つでもある大島の国立ハンセン病療養所、大島青松園を望むことができます。そんな「島」という場所で映画を観る、特別な体験をお届けします。
 
 この上映会でしか体験できない、夜のアート作品鑑賞や、女木島の食材を使ったディナーなど、夜の女木島を堪能して、チャーター船で高松に帰って来るプログラムとなっています。


【女木島名画座上映会 概要】
日  時|2024年5月3日(金・祝)16:00~20:40 
会  場|ISLAND THEATRE MEGI「女木島名画座」
参加費 |11,800円(税込み)※乗船料・アート作品鑑賞料・ガイド料・食事料金含む
定  員|25名
スケジュール(予定)|►16:00 高松港発 定期船移動
          ►16:50 映画鑑賞『かづゑ的』(119分)          
          ►18:50 トーク(出演:北川フラム)
          ►19:10 食事(umiyado 鬼旬)
          ►19:40 「女根/めこん」ナイトプログラム、「不在の存在」鑑賞
          ►20:20 女木島発 チャーター船移動(20:40高松港到着)
案内人  |瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター 北川フラム
主  催|瀬戸内国際芸術祭実行委員会
予約方法|コトバスツアーウェブサイト


上映作品について|『かづゑ的』
監督:熊谷博子
音楽:黒田京子
ナレーション:斉藤とも子  
制作:2023年
製作国:日本
配給:オフィス熊谷
劇場公開日:2024年3月2日
時間:119分


(C) Office Kumagai 2023

 「私、みんな受けとめて、逃げなかった。」
 瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所、長島愛生園。宮﨑かづゑさんは10歳で入所してから約80年、ずっとこの島で生きてきた。病気の影響で手の指や足を切断、視力もほとんど残っていない。それでも、買い物や料理など周囲の手を借りながらも自分で行う。「本当のらい患者の感情、飾っていない患者生活を残したいんです。らいだけに負けてなんかいませんよ」と力強く語るかづゑさん。患者同士のいじめに遭い、つらかった子ども時代。家族の愛情と、たくさんの愛読書が、絶望の淵から引き上げてくれた。そして夫の孝行さんと出会い、海沿いの夫婦寮で自然とともに暮らしてきた。78歳のときにパソコンを覚え、84歳になって初の著作となる『長い道』(みすず書房)を出版。類まれな表現力で日常を瑞々しく綴り、版を重ねている。
 90歳も半ばになったかづゑさんは言う、「できるんよ、やろうと思えば。」(映画公式サイトより)


熊谷博子
 東京都出身。1975年より番組制作会社のディレクターとして、戦争、麻薬などの社会問題を追ったドキュメンタリーを多数制作。『幻の全原爆フィルム日本人の手へ』(1982)他。85年にフリーの映像ジャーナリストに。
 戦下のアフガニスタンで、映画『よみがえれ カレーズ』(1989)を土本典昭氏と共同監督後、自らの育児体験をもとに『ふれあうまち』(1995)などを監督。日本最大だった三池炭鉱の歴史と"負の遺産"の意味を問いかけた『三池~終わらない炭鉱(やま)の物語』(2005)で、JCJ(日本ジャーナリスト会議)特別賞、日本映画復興奨励賞等を受賞。
 NHK・ETV特集『三池を抱きしめる女たち』(2013)では、戦後最悪の炭鉱事故に遭い、変わりはてた夫を抱えながら、半世紀以上も世の中と闘い続けている妻たちを描き、放送文化基金賞・最優秀賞、地方の時代映像祭奨励賞などを受賞。
 映画『作兵衛さんと日本を掘る』(2018)では、日本初の世界記憶遺産に登録された、筑豊の炭坑夫、山本作兵衛が残した絵と日記、そして周りの証言から、この国の変わらない労働と差別の構造を描いた。キネマ旬報文化映画ベスト10など。
 著書に「『やめたい病』にさようなら」(1996)「むかし原発 いま炭鉱」(2012)など。


【備考】
・船を使ったツアーのため、荒天時など船会社より危険という判断があった場合は、ツアーを中止する場合があります。詳細はコトバスツアーウェブサイトをご確認ください。
・上映会準備のため、5月3日(金・祝)の特別開館の作品鑑賞時間を「ISLAND THEATRE MEGI『女木島名画座』」のみ、9:00-16:00とします。

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2024.04.05 4月14日(日) 豊島「島のお誕生会」開催『お誕生会はお陰様で10周年!クラシック音楽会 弦楽四重奏の調べ』


 瀬戸内国際芸術祭実行委員会(会長:池田豊人 香川県知事)では、3年ごとの「瀬戸内国際芸術祭」の会期以外にも「ART SETOUCHI」として、アートを通じた地域活動に継続して取り組んでいます。
 この「ART SETOUCHI」のイベントとして2014年から始まったお誕生会は、この4月の開催で10周年を迎えます。島内外の方の交流の場として月に一度開催し、その月に誕生日を迎える人を祝うイベントです。島内の方も、島外からいらした方も、誕生月の方も、誕生月でない方もご参加いただけます。

 今回は、NHK交響楽団正指揮者の下野竜也さんと弦楽奏者のクァルテットが唐櫃岡の公堂にやってきてくれることになりました。下野さんの軽快なおしゃべりを交えた、耳なじみのあるクラッシックの曲から口ずさめるあの曲まで約30分間の演奏会です。プロフェッショナルな弦楽四重奏をお楽しみに!




【豊島「島のお誕生会」概要】
『お誕生会はお陰様で10周年!クラシック音楽会 弦楽四重奏の調べ』
日 時|2024年4月14日 (日) 14:00~15:00
場 所|唐櫃岡 公堂 小豆郡土庄町豊島唐櫃822-1
参加費|無料
協 力|株式会社 音楽之友社、ホッピービバレッジ株式会社
出 演

Tatsuya SHIMONO  © Naoya Yamaguchi

指揮:下野竜也(しもの たつや)
1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科を経て、桐朋学園大学
音楽学部附属指揮教室で学ぶ。1996年にはイタリア・シエナのキジアー
ナ音楽院でオーケストラ指揮のディプロマを取得。
2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴び、以降、
国際的な活動を展開。NHK交響楽団をはじめ、国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、海外においても、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、ミラノ・ヴェルディ響、ストラスブールフィル、ボルドー管、ロワール管、ウィーン室内管、カンヌPACA管、チェコ・フィルハーモニー管、シュツットガルト放送響、南西ドイツフィルコンスタンツ、サンノゼ響、バルセロナ響、シンフォニア・ヴァルソヴィアなど次々と客演を重ねている。


ヴァイオリン:上野美科(うえのみしな)
Peabody音楽院にてヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科、同大学卒業。NHK名曲アルバム、CD『女神たちの饗宴』(レコード芸術準特選、音楽現代推薦)、CD『詩人の夢』(レコード芸術推薦、音楽現代推薦)収録に参加。元・響ホール室内合奏団コンサートマスター。北九州グランフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター。エリザベト音楽大学講師。山口県芸術文化振興奨励賞受賞。


ヴァイオリン:河原 冴子(かわはら さえこ)
4歳よりスズキメソードでヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高校を経て東京藝術大学を卒業。 2003年~2007年藝大フィルハーモニアヴァイオリン奏者、 2009年~2013年兵庫芸術文化センター管弦楽団レジデントプレイヤーを務め、現在はオーケストラの客演や室内楽等での演奏活動を行っている。 福岡ジュニアオーケストラおよびアカデミー講師。


ヴィオラ:田中 茜(たなか あかね)
ヴィオラ奏者。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。ウィーン国立音楽大学において、文化庁派遣芸術家在外研修員として研鑽を積む。第9回日本室内楽コンクールファイナリスト。第2回しづかホールヴィオラコンクールにおいて林光賞を受賞。これまでに倉敷音楽祭、小澤征爾オペラプロジェクト、サイトウキネンオーケストラ、チェルボ音楽祭、宮崎国際音楽祭等、各地のオーケストラ、アンサンブル、室内楽コンサートに出演。エリザベト音楽大学非常勤講師。


チェロ:原田哲男(はらだ てつお)
桐朋学園大学在学中に蓼科高原音楽祭奨励賞受賞。ドイツ及びアメリカで研鑽を積む。2001年第4回ビバホールチェロコンクール3位。1999年から2012年まで仙台フィル、2013年から2016年まで九州交響楽団の首席チェロ奏者を務めた。現在は福岡市を拠点に、ソロ、室内楽奏者として活動している。


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