アリン・ルンジャン

ありん・るんじゃん

タイ

1975年バンコクに生まれる。現在バンコクに在住し、制作を行う。複数の言語で場所や時間を超えて語られる大小様々な物語を重ね、巧みな技術を使って歴史の再確認をする作品ででよく知られている。作家自身の活動の場所やその背景において、タイの歴史の中でもあまり知られていない側面が現在と交差する様子に関心を持っている。別々に起こった出来事を、時空を超えて繋げることができる物こそが、彼の創作の中心となっている。彼はよく、ビデオや作品展示の場所に相応しい装置など様々なメディア、手法を用いることがある。彼はその日常と歴史の探求を通して、丁寧に主題を分析し、小さな出来事を通して見えてくる、大きな物語を再認識する。最近ではモンクットという作品をCAPC – Musée d’art contemporain(現代美術館)(2015)、Bordeaux, Satellite 8, Jeu de Paume, Paris(パリ・ボルドー ・サテライト8・ジュ・ド・ポーム)(2015)に出品し、ABPファウンデーション・シグニチャー・アート・プライズ(2014)で最終選考まで勝ち上がったゴールデンティアドロップは第55回ベニス・ビエンナーレ美術展(2013)にタイ代表として出品されました。彼は第18回シドニー・ビンナーレ美術展(2012)、バンドンの“シティー・パビリオン”や上海ビエンナーレ美術展(2012)、オールド・カラング空港にて開催された第三回シンガポールビエンナーレ美術展(2011)にも参加しています。