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2022.08.18 「しましまゴミゼロプロジェクト」について

 瀬戸内国際芸術祭では、ごみは島から持ち帰っていただくことを来場者に呼びかけ、島や海の環境を守ることに取り組んできました。今回の芸術祭では、「しましまゴミゼロプロジェクト」と題して、ボランティアによるクリーンアップ、高松港での無料給水スポットの設置・利用呼びかけに取り組んでいます。

 ボランティアの皆さんは、朝、高松港を出発して島に渡り、港や作品周辺などのごみを拾い、夕方、高松港にごみを持って帰ります。芸術祭に訪れた来場者のみなさんにもごみの持ち帰りを呼びかけ、島のごみ問題を楽しく啓発しています。

 また、高松港では、食のテラスの一角に給水スポットを設置して、自由に水を汲んでいただいたり、マイボトルの携帯を呼びかけたりしています。ぜひご利用ください。


2022.07.24 【作品制作レポート】 7/15(金)高松市美術館で鴻池朋子展が始まりました

2019年から大島で作品を制作しているアーティストの鴻池朋子さんの展覧会が高松市美術館で始まりました。
7月15日、メディアや美術館職員向けの内覧会では、アーティストから美術館と大島の作品について案内がありました。


「高松市美術館と大島が海と人間の想像力を介してつながるような場所になったらという思いで、今回の展示を行っています。高松市美術館の1階の展示室には、国立療養所菊池恵楓園 絵画クラブ「金陽会」の絵が美術館と外をつなげる役割を果たす、もしくはアートや美術、芸術という言語で言われているような硬い閉ざされたものから開放してくれるエネルギーを持っていると思って、キュレーターである藏座江美さんに力になってもらって、この作品をお借りして展示しています。」


2019年に大島の北の山に「リングワンデルング」をつくった鴻池さん。
約90年前に若い入所者さんたちが協力して作った周遊道「相愛の道」を復活させました。
藪の中の人ひとりぐらいしか通れない小径は、春はツツジが咲き、夏は青く輝く空と海を望むことができます。
歩を進めると次々に新しい風景や島が望めるのも魅力的です。

制作当時の様子を鴻池さんは振り返ります。


「大島へ行ったら、私は会期の1ヶ月前まで作品ができなくて、何かものを作って置くことは嫌で、着いたらとても息苦しかったんですね。綺麗に管理されて、平和な島なんですけど、息苦しくて、山へ行ったんです。そこで見つけた、昭和8年に若い入所者さんが手探りで山を切り開いた周回路があったんですね。その当時、女性たちはお弁当を作って持って行っていたそうです。そこは、お腹いっぱいになるわけでもないし、脱出できるものでもないですが、管理地区から離れて、ちょうどいい1.5キロの道なんです。けれどそこが何十年もの間、みなさんがご高齢になって行かなくなって、薮になってしまって、閉ざされてしまった。そこを見つけてチェンソーとヘッジトリマーを使って、整備していった。それしか自分の創作ができなかった。でもそれをやることで、すごく気持ちが楽になった。一周綺麗にして終わったんですが、それだとアート作品として見られないと思って、仕方なくサービスとして「皮トンビ」を複雑な思いで設置した事が思い出されます。でもサービスという人間の所作は大事で、しょうがなく作ったんですけど、それがあると無関心だった人が来るきっかけにもなるんです。作品というか、そのあたりのものってなんだろうなと思いながら、実際に作ったものが作品ではなく、迷ったり、道を歩いたり、息苦しいなと思うことが、自分の何かに関係しているなと考えるようになり、そのあと3年のコロナを経て、脱出階段をつくろうと思った。この島からみんなも脱出したかったと、それで北の浜に降りる石段を作りたいと思った。」


芸術祭の夏会期からは大島にある「リングワンデルング」に新しい道ができます。
美しい浜に降りる“エスケープルート”、「逃走階段」です。


社会交流会館内では入所者や職員さんの物語を手芸でランチョンマットに仕立てた「物語るテーブルランナーin大島青松園」、国立療養所菊池恵楓園 絵画クラブ「金陽会」の絵を展示した「物語る金の豚」などが展示され、これらは高松市美術館にも展開されています。
大島の作品は8月5日から公開します。

高松市美術館、大島、ともにぜひ足をお運びください。



2022.06.30 「高松港食のテラス」夏会期の出店者を募集します

春会期に多くの方にご来場いただいた「高松港食のテラス」ですが、夏会期(8/5~9/4)の出店者(飲食事業者)を募集いたします。
詳しくは「募集チラシ(夏会期)」及び「出店要項(夏会期)」をご確認ください。

募集チラシ(夏会期)

出店要項(夏会期)

応募用紙

2022.03.28 「高松港 食のテラス」出店者募集説明会の内容と応募方法について

3月20日(日)に実施した「高松港 食のテラス」出店者募集説明会について、使用した資料と応募用紙を以下に添付いたします。

〇 応募方法
以下のいずれかの方法によりお申込みください。

1 添付の応募用紙を瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局までFAX(087-813-0858)
2 添付の応募用紙を瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局までメール(tb7398@pref.kagawa.lg.jp)
3 以下フォームより応募
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdc0vWMaTx5tOFit9YJ00NkjEF40SQZv3mfE5wjl6oRoJW5vw/viewform

01_高松港 食のテラス 出店者向け

02_応募用紙

2022.03.18 「高松港 食のテラス」出店者募集のための説明会開催のお知らせ

瀬戸内国際芸術祭2022会期中、高松港にて県産食材を使用した飲食物の提供を行います。
出店される飲食店を募集するに当たり、説明会を下記のとおり開催します。






【日時】3月20日(日)16:30~17:30
【場所】高松港ターミナルビル7階(高松市サンポート1番1号)
    又はオンラインでの参加(Webex)
    https://prefkagawa.webex.com/prefkagawa/j.php?MTID=m9d422a301e293d95181e228bf4a0f221
    ミーティングパスワード: 5MBePD3Cv@3
    ※ 会場にお越しいただいても、オンラインで参加されても結構です。
    ※ 説明会への参加は、出店への条件ではございません。
    ※ 後日説明会の内容を同HPへアップする予定です。
【説明会の内容】
    ・北川フラム 総合ディレクターより
    ・瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局より
      「高松港 食のテラス」概要
      出店条件
      新型コロナウイルス感染症対策
      ごみ対策
    ・質疑応答

高松港 食のテラス(春)

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