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2022.07.04 【作品制作レポート】 小豆島の屋形崎に三宅之功さんの新作アートが完成しました


アーティストの三宅之功(しこう)さんの新作が小豆島の北西、夕陽で有名な屋形崎に登場しました。
ここは「日本の夕陽百選」に選ばれている場所です。


三宅さんは2019年の第28回UBEビエンナーレ大賞を受賞しています。
UBEビエンナーレは瀬戸内国際芸術祭と連携しており、これまでにも2016年の竹腰耕平さん「小豆島の木」や2019年のキム・キョンミンさん「再び ・・・」を小豆島に展示しています。


今年は三宅之功さんの「はじまりの刻」の展示が決まりました。
青空が広がる7月2日土曜日。大きなトラックに乗った卵型の作品が運ばれてきます。


作品は重さ約4トン。鉄骨とモルタルと焼き物でできています。
高さは3.7メートル、幅は2.4メートルと、とても大きな卵です。


卵の割れ目に植物が生えています。
まるで卵に命を宿しているよう、育っていくのが楽しみですね。


作品設置は2日間に渡りました。
日曜日は地元の方にも集まっていただき、仕上げの作業を行います。
卵の周りの土を踏み固める作業では、参加者が卵の周りをぐるぐる回って歩きながら土を締め固めました。


アーティストと地元のみなさんと一緒に完成時の記念写真です。
青い空に白い卵が映えますね。



夕暮れ時には、紅く変化していく海と空、そしてアート作品の絶景を観ることができます。


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