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2020.10.24 観音寺総合高校写真部の生徒たちが、伊吹島で開催したフォト研修に参加しました

瀬戸内国際芸術祭2019では、うららの台所でお母さんたちのお手伝いをしてくれた観音寺総合高校写真部の生徒さんたちでしたが、次回2022では、写真部らしさを生かした活動に取り組んでみたいということで、今年(2020)度、まずは伊吹島のことを知るために、1年生から2年生までの25名の生徒が伊吹島で開催したフォト研修に参加しました。

地元の方から伊吹島の歴史や文化などについてお話を伺い、また、瀬戸内国際芸術祭2019の公式カメラマンである宮脇慎太郎氏から、進路のことや写真を撮る上での心構えなどについてレクチャーを受けた後、瀬戸内国際芸術祭の作品を巡るツアーに出発した生徒たちは、ガイドの説明を聞きながら、お気に入りのスポットを見つけては、思い思いに写真に収めていました。

ツアー終了後の自由時間では、伊吹小・中学校に通う9名の子どもたちが地元ならではのおすすめスポットに案内してくれるなど、ディープな伊吹島も堪能することができました。

普段何気なく撮っていた風景も、宮脇氏がレクチャーでお話されていた、“テーマを意識して写真を撮る”を実践してみると、同じカメラを使っているのに、撮る人の意識が変わるだけで見える景色が違って見えるような気がして、とても不思議です。

参加した生徒たちからは、写真を通して伊吹島の魅力をたくさん見つけることができた。次の瀬戸内国際芸術祭にぜひ参加したい、などの感想が寄せられました。

瀬戸内国際芸術祭2022に向けて、生徒たちからどのような取組みが生まれるのか、今からとても楽しみです。









2020.09.27 小豆島中央高校の生徒たちが、瀬戸内国際芸術祭の作品を英語で紹介するツアーガイドに挑戦しました

小豆島の芸術祭作品や観光地を巡るツアーを開催し、小豆島中央高校の生徒11名がガイド役として、同校教諭やALT(外国語指導助手)等の観光客役15名を英語でガイドしました。



ツアーは土庄町方面と小豆島町方面の2コースで巡り、芸術祭作品4つと観光地1か所をそれぞれ訪問し、作品のタイトルやコンセプトなどを英語で紹介しました。




この日を迎えるために、1か月ほど前からコースを考えたり、スクリプトを作って練習をしたりしてきた生徒たちは、緊張しながらも、大きな声で堂々とガイド役を務め、観光客役からの質問にもアドリブでしっかり答えることができていました。

参加した生徒たちからは、「自分たちの住んでいる所の作品を英語で紹介できてとても楽しかった」「島の魅力を改めて実感できた」という感想や、「もっとスラスラ話せるように頑張りたい」「語彙力などをもっと高めたい」という前向きな声が寄せられました。

今日体験したことを、自分たちの成長のために大いに生かしてくれるものと期待しています。








2020.08.21 高校生のための瀬戸内アートサマープログラム(SASP)が開催されました

2018年に始まり、2020年で3回目となる「高校生のための瀬戸内アートサマープログラム(SASP)」の開講式等が8月8日(土)に、フィールドワークが翌9日(日)に開催され、約50名の香川県内の高校生が参加しました。



今回のサマープログラムでは、島ごとにテーマが決まっており、8月8日(土)から9日(日)までの2日間にわたってグループワークやフィールドワークに取組むほか、グループごとに調べたことなどを8月29日(土)に発表する予定となっています。
(直島:観光、豊島:食、女木島:祭り、男木島:建築、大島:歴史)

8月8日(土)の開講式では、工代祐司教育長からこのプログラム開催に向けての熱い思いや、精いっぱい学んでたくさんのことを吸収してきてほしいとの期待の言葉が高校生に寄せられました。

続いて、北川フラム総合ディレクターからは「地域を深く知ろう!」というテーマで、長谷川修一香川大学創造工学部教授からは「フィールドワークに出かけてみよう」というテーマで、瀬戸内の島々でどのようなことが起こっているのか、自然と人との関わりやアートとの結びつきがどのようなものかなどについて貴重なお話をしていただきました。

午後からのグループワークでは、チューター役を務めるこえび隊や専門家の下で、それぞれの島やテーマについて掘り下げて学んだほか、参加者同士で何に興味があるかなどを共有しながら、翌日のフィールドワークで行くところなどについて話し合いました。



8月9日(日)のフィールドワークでは、大島は高松港近くの会議室でワークショップを行い、それ以外のグループはそれぞれの島に渡って、地元の人からお話を伺ったり、芸術祭の作品や美術館などの施設を見学したりなどして、充実した時間を過ごすことができました。

初日のグループワークでは、どこか不安そうな、緊張した面持ちを見せていた高校生たちでしたが、翌日、島から帰ってきた顔を見ると、どの生徒も晴れ晴れと、頼もしい顔立ちをしていました。

きっと、瀬戸内の島々でしか学べないこと、体験できないことを仲間たちと分かち合い、話し合ったことで、たくさんの気づきが得られたことでしょう。
これから、8月29日(土)のプレゼンテーションに向けて、夏休みを利用して発表の準備を進める高校生たち。
若い世代から、どのようなアイデアが飛び出してくるのかと、今からとても楽しみです。









2020.08.02 瀬戸内国際芸術祭の作品を英語で楽しむツアーに小豆島中央高校の生徒が参加しました

小豆島中央高校の生徒が英語で芸術祭の作品ガイドに挑戦するツアーを9月27日(日)に行うのにあたり、ルート設定や作品ガイドに役立ててもらうため、こえび隊が英語でどのように作品をガイドしているのかを体験してもらうイベントを開催しました。



生徒たちは、瀬戸内国際芸術祭の概要やガイドをするための心構えなどについてのレクチャーを受けた後、芸術祭の作品鑑賞ツアーに出発し、こえび隊の説明を聞きながら、一生懸命メモを取っていました。



作品鑑賞を終えて高校に戻ってきてから、ツアーで学んだことや知ったことを生かし、ガイド役と観光客役に分かれてロールプレイングにも挑戦しました。


来月9月27日(日)には、今回のイベントに参加した生徒がガイド役となり、新たに参加を募集する予定の生徒や教員等を観光客に見立て、自分たちで考えたコースで英語による作品ガイドにチャレンジします。

今日得られた経験を生かし、自分たちなりの工夫をこらしながら、楽しくガイドをしてくれることでしょう。

2020.06.19 インスタグラムプロジェクト “Artists’ Breath” 始動!

北川フラム氏が総合ディレクターを務める5つの芸術祭(*1)。そこに国内外から参加するアーティストの現在進行形の息吹を紹介するインスタグラムプロジェクト、“Artists’ Breath”がスタートしました!

Artists’ Breathについて】
監修:北川フラム
事務局:アートフロントギャラリー
共催:各芸術祭実行委員会事務局(房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス、北アルプス国際芸術祭、奥能登国際芸術祭、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭)


(*1)5つの芸術祭とは
瀬戸内国際芸術祭以外の4つの芸術祭の詳細は、各公式ウェブサイト(房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス北アルプス国際芸術祭奥能登国際芸術祭大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ)をご覧ください。

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