作家
西本喜美子
にしもときみこ
日本
両親が農業指導のために渡ったブラジルで、7人兄弟の次女として誕生。8歳のときに家族で帰国。
女学校・美容学校を卒業後、自宅の敷地内で美容院をはじめる。競輪選手となった2人の弟が全国を巡業している姿に憧れたことがきっかけで美容院をたたみ、競輪学校でA級ライセンスを取得、22歳で女子競輪選手となる。
数多くのレースを経験したのち、実家の税務を担当していた税務署職員の西本斎と27歳で結婚し引退。3人の子を授かり、子育ての合間にパートタイマーとして家計を助けた。
72歳のときにアートディレクターの長男・和民が主宰する写真講座「遊美塾」で初めてカメラを触る。足腰が弱いため、室内での撮影が中心。その作品群は独特の個性を持つ。