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2022.10.03 瀬戸内国際芸術祭2022 公式イベント 「学ぶ!楽しむ!オータムスクール」の申込〆切延期10/10までお申込可能!

夏会期に開催を予定していた瀬戸内国際芸術祭2022 公式イベント(大島)「学ぶ!楽しむ!オータムスクール」を次のとおり日程変更して開催します。
申し込みの締め切りを、令和4年10月10日(月・祝)に延長しました。
全国の小・中学生のみなさん、この機会に、ぜひご参加ください。


【「学ぶ!楽しむ!オータムスクール」概要】※詳細は別紙をご確認ください。
1 日 時   令和4年10 月15 日(土)、16 日(日)
2 対 象   小学1年生~中学生(保護者も一緒に申込み可)
3 募集人数  25 名(定員を超えた場合は抽選)
4 申込期間  9 月16 日(金)~10 月10日(月・祝)
5 参加費   7,000 円
※ 保護者と一緒に参加する場合は、お子様のみ1,000 円の割引対象となります。
※ 交通費、食事代、ワークショップ費、旅行保険等が含まれます。集合場所までの交通費、宿泊費は除きます。

■問い合わせ先
特定非営利活動法人瀬戸内こえびネットワーク
TEL:087-813-1741
メール:info@koebi.jp
公式ウェブサイト:https://www.koebi.jp/news/events/entry-3311.html

別紙

2022.08.14 大島への来場について

【大島へお越しのみなさまへ】

8月15日から大島での作品公開を再開いたします。

大島では、国立ハンセン病療養所大島青松園の敷地内で作品を展開しています。
島の大部分が療養所になっています。案内看板等を確認して入所者の生活区域に入らないようご注意ください。

新型コロナウイルス感染症対策のため、入場は制限されていますが、瀬戸内国際芸術祭の来場者は各便50名に限り入場いただけます。高松発大島行航路は、高松港の乗船待機列にて、先着順で整理券を配布します。事前予約はありませんので、ご注意ください。

また、大島の島内・船内でのお食事は禁止です。ご来島前に、お食事をお済ませください。

その他、以下の点に注意してお越しください。

・自転車の持ち込みはご遠慮ください。
・大島青松園内は禁煙です。
・砂浜や堤防などでの釣りはご遠慮ください。

その他注意事項

2022.08.11 8/24・25 2日連続!瀬戸内国際芸術祭の原点を知るスペシャルツアー販売開始

人気のスペシャルツアー夏の第二弾は2日連続・日帰りツアーを企画しました。
8/24(水)は大反響の北川フラム総合ディレクターと巡るツアー第3弾。芸術祭の原点とも言える豊島・大島を訪れ、芸術祭の拠点施設や重要作品、今年の新作を巡りながら、瀬戸内国際芸術祭誕生の経緯を辿ります。北川ディレクターによる特別レクチャーもあり、深く瀬戸芸を知りたい方にはオススメです。
翌8/25(木)は、べネッセアートサイト直島のその軸となる「建築とアート」「在るものを活かして、無いものを創る」というキーワードを、美術館やアート作品を巡りながら案内人とともに読み解いていきます。瀬戸芸の萌芽となったベネッセアートサイト直島から、瀬戸内国際芸術祭誕生の経緯を辿ります。
両ツアー個別にお申し込みできますが、ぜひ2日間セットでご参加ください。



▶総合ディレクター北川フラムとめぐる第3弾 豊島・大島ツアー~瀬戸内国際芸術祭はどうやって始まったのか、芸術祭の10年間の取り組みを体感する~
日程 8/24(水)|料金 24,200円(税込)
行程 高松港 大巻伸嗣「Liminal Air -core-」作品下(9:50出発)=高松港~<チャーター船>~~豊島(バス・徒歩でガイド散策/昼食含む約3時間)~<チャーター船>~ 大島(徒歩でガイド散策約1.5時間)~<チャーター船>~高松港(16:50頃)・・北川フラム氏による特別レクチャー(約1時間)・・解散(18:00頃)
お申し込みはこちら https://setouchi-artfest.kotobus.com/tour/ktg023.html


▶直島文化村 笠原良二氏とめぐる特別編 直島ツアー~瀬戸内国際芸術祭はどうやって始まったのか、ベネッセアートサイト直島から紐解く~
日程 8/25(木)|料金 19,800円(税込)
行程 高松港 大巻伸嗣「Liminal Air -core-」作品下(7:50集合)=高松港(8:12発)~<定期船 約1時間>~直島(バス・徒歩でガイド散策/昼食含む 約5時間)~<定期船 約1時間>~高松港(15:20着・解散)
お申し込みはこちら https://setouchi-artfest.kotobus.com/tour/ktg025.html


写真:豊島|宮脇慎太郎、直島|上野則宏

2022.07.24 【作品制作レポート】 7/15(金)高松市美術館で鴻池朋子展が始まりました

2019年から大島で作品を制作しているアーティストの鴻池朋子さんの展覧会が高松市美術館で始まりました。
7月15日、メディアや美術館職員向けの内覧会では、アーティストから美術館と大島の作品について案内がありました。


「高松市美術館と大島が海と人間の想像力を介してつながるような場所になったらという思いで、今回の展示を行っています。高松市美術館の1階の展示室には、国立療養所菊池恵楓園 絵画クラブ「金陽会」の絵が美術館と外をつなげる役割を果たす、もしくはアートや美術、芸術という言語で言われているような硬い閉ざされたものから開放してくれるエネルギーを持っていると思って、キュレーターである藏座江美さんに力になってもらって、この作品をお借りして展示しています。」


2019年に大島の北の山に「リングワンデルング」をつくった鴻池さん。
約90年前に若い入所者さんたちが協力して作った周遊道「相愛の道」を復活させました。
藪の中の人ひとりぐらいしか通れない小径は、春はツツジが咲き、夏は青く輝く空と海を望むことができます。
歩を進めると次々に新しい風景や島が望めるのも魅力的です。

制作当時の様子を鴻池さんは振り返ります。


「大島へ行ったら、私は会期の1ヶ月前まで作品ができなくて、何かものを作って置くことは嫌で、着いたらとても息苦しかったんですね。綺麗に管理されて、平和な島なんですけど、息苦しくて、山へ行ったんです。そこで見つけた、昭和8年に若い入所者さんが手探りで山を切り開いた周回路があったんですね。その当時、女性たちはお弁当を作って持って行っていたそうです。そこは、お腹いっぱいになるわけでもないし、脱出できるものでもないですが、管理地区から離れて、ちょうどいい1.5キロの道なんです。けれどそこが何十年もの間、みなさんがご高齢になって行かなくなって、薮になってしまって、閉ざされてしまった。そこを見つけてチェンソーとヘッジトリマーを使って、整備していった。それしか自分の創作ができなかった。でもそれをやることで、すごく気持ちが楽になった。一周綺麗にして終わったんですが、それだとアート作品として見られないと思って、仕方なくサービスとして「皮トンビ」を複雑な思いで設置した事が思い出されます。でもサービスという人間の所作は大事で、しょうがなく作ったんですけど、それがあると無関心だった人が来るきっかけにもなるんです。作品というか、そのあたりのものってなんだろうなと思いながら、実際に作ったものが作品ではなく、迷ったり、道を歩いたり、息苦しいなと思うことが、自分の何かに関係しているなと考えるようになり、そのあと3年のコロナを経て、脱出階段をつくろうと思った。この島からみんなも脱出したかったと、それで北の浜に降りる石段を作りたいと思った。」


芸術祭の夏会期からは大島にある「リングワンデルング」に新しい道ができます。
美しい浜に降りる“エスケープルート”、「逃走階段」です。


社会交流会館内では入所者や職員さんの物語を手芸でランチョンマットに仕立てた「物語るテーブルランナーin大島青松園」、国立療養所菊池恵楓園 絵画クラブ「金陽会」の絵を展示した「物語る金の豚」などが展示され、これらは高松市美術館にも展開されています。
大島の作品は8月5日から公開します。

高松市美術館、大島、ともにぜひ足をお運びください。



2022.05.04 大島の島内・船内はお食事禁止

【大島へお越しのみなさまへ】
現在、大島の島内・船内でのお食事は禁止です。
ご来島前に、お食事をお済ませください。


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