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2018.12.12 丸亀高校の生徒が、会場となる島での地域おこしの企画について発表しました

瀬戸内国際芸術祭実行委員会は、丸亀高校が実施する「香川版スーパーグローバルハイスクール事業」と連携し、「地方創生」のテーマとして瀬戸内国際芸術祭を選択した高校1年生38名を対象に、芸術祭についての学習や芸術祭の会場である本島・高見島でのフィールドワーク活動を支援してきました。





生徒たちは7つのグループに分かれ、島の抱える課題や魅力、島の独自性を活かした地域おこしの企画について研究を行い、平成30年12月12日(水)、丸亀高校において研究結果を発表しました。





「高見島でとれる魚を展示する水族館を作る」「地域の郷土食を提供するカフェを作る」といった施設に関する提案や、「島(とう)文(ぶん)祭(さい)(島+総文祭)を行う」「島を一周するマラソン大会を開催する」などといったイベントの企画案などが発表されました。





また、かつて高見島で栽培が盛んであった除虫菊の花の形をアイシングでかたどったハブ茶クッキーを開発し、実際に試食したグループもあり、個性豊かな発表内容となりました。

発表をした生徒からは、「自分たちが地域の課題を研究することで人が集まるのではないかと考えるのは楽しかった」「来年の瀬戸内国際芸術祭でも実際に島に行こうと思う」などといった声が寄せられました。





瀬戸内国際芸術祭を通して、地元の子どもたちが多くのことを学び、将来について考えるきっかけとなるよう、瀬戸内国際芸術祭実行委員会では、このような活動をこれからも続けていきます。

2018.12.10 瀬戸内国際芸術祭2019がアメリカのメディアに掲載されました

アメリカの大手旅行メディアの「Fodor's」とアメリカの富裕層向け雑誌「ARCHITECTURAL DIGEST」に、2019年に行くべき旅の目的地として日本で唯一「瀬戸内」が選定され、その目的として、来年4月26日から開催する瀬戸内国際芸術祭2019が挙げられましたので、お知らせします。


●「Fodor's」
・媒体概要|アメリカの大手旅行メディア。オンラインサイトはユーザーが5百万人/月、2500万PV/月を誇る媒体。
・掲載内容|2019年に行くべきディスティネーションTOP52の第13位に、日本で唯一「瀬戸内」が選定され、その目的として、瀬戸内国際芸術祭が挙げられています。
https://www.fodors.com/news/photos/fodors-go-list-2019




●「ARCHITECTURAL DIGEST」
・媒体概要|アメリカの代表的なインテリア雑誌。全米の豪邸の紹介や、ヨーロッパやアジアのリゾート地やアートを紹介し、富裕層向けの情報を発信する媒体。
・掲載内容|2019年に行くべきディスティネーションTOP20の第8位に、日本で唯一「瀬戸内」が選定され、その目的として、瀬戸内国際芸術祭が挙げられています。
https://www.architecturaldigest.com/story/setouchi-japan-design-travel-guide

2018.12.05 12 月 16 日(日)ART SETOUCHI イベント「島のお誕生会」開催 ~師走にやってみよう!しめ縄づくり~





「ART SETOUCHI」のイベントとして 2018 年 12 月 16 日(日)、豊島で「島のお誕生会」を 開催します。島に住んでいらっしゃる方と来場者の皆さんの交流の場として月に 1 度開催し、その月に誕生日を迎える人を祝うイベ ントです。


今年最後の島のお誕生会は、「師走にやってみよう!しめ縄づくり」と題して、お正月に迎える年神 様を祀るためのしめ縄づくりにチャレンジします。先生として、しめ縄づくり歴約40年、豊島生ま れの石井栄一(いしいえいいち)さん等島民の方々をお迎えします。石井さんの手にかかるとワラも 立派なしめ縄に!ワラの扱い方、形の整え方、飾り方などいろいろ教えてくれます。しめ縄づくりの 名人に教えてもらいながら、自分だけの手作りしめ縄を作りましょう。





【「島のお誕生会」概要】
日 時|
2018 年 12 月 16 日(日)14:00~15:00
場 所|
唐櫃公堂(香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃 822-1) 参加費|無料(事前申込不要)
※必要な材料、道具は準備しておりますので、作業のできる格好で参加してください。

詳細はイベントカレンダーをご覧ください。

https://setouchi-artfest.jp/event/detail302.html

2018.11.22 オフィシャルツアー販売開始!




瀬戸内国際芸術祭2019の新規作品を中心に鑑賞しながら、チャーター船で島々を巡るガイド付き「オフィシャルツアー」の販売が11月22日から始まりました。

オフィシャルツアーの催行は今回が初めてです。

島巡りを存分に味わい、より深く芸術祭の魅力を感じられること間違いなしですよ。
詳細・お申し込みはこちらから。
オフィシャルツアーページ

2018.11.18 日比野克彦「ソコソコ想像所ワークショップ」が開催されました




2018年11月18日(日)、瀬戸内国際芸術祭2019への参加が決定している日比野克彦さんが粟島に来島し、「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト ソコソコ想像所ワークショップ~ココと海のソコは繋がっている~」が開催されました。(主催:三豊市)


この日のワークショップは2部構成。
県内外から集まった約30名の参加者は、まず、日比野さんの案内で粟島港近くの砂浜に向かいます。





日比野さんは、瀬戸内国際芸術祭2013・2016と粟島で作品を展開してきました。
また、粟島へ若手芸術家を招き、地域の人々との交流を通じて創作活動を行う「粟島芸術家村」(三豊市事業)の総合ディレクターを長年務めているだけあって、粟島のことはよく知っています。

「久しぶりに日比野さんに会おう」と砂浜まで駆けつけてくださった地元のお父さんお母さんもいらっしゃいました。





さて、第1部では、気になる「モノ」を拾い集めるために、参加者それぞれが砂浜を探索。
子どもたちは、気になるモノを見つけると日比野さんのもとに駆け寄ります。





「これは〇〇かもしれないね、もしかすると、そうではなくて〇〇かもしれないね。」と、日比野さんと一緒に、早くも想像を膨らませていました。





思い思いの気になる「モノ」が決まったら、粟島海洋記念館に移動して、第2部の始まりです。
粟島海洋記念館は、日本最古の海員学校として設立された国立海員学校の校舎跡として保存されている建物で、粟島のシンボルとなっています。


ここに用意されていたのは、何やら見慣れないモノたち。





そのモノの正体とは…
実は、このワークショップの約1か月前、日比野さん自身が粟島の近海で拾い集めた、海の「ソコ」のモノだったのです。





この日のワークショップのテーマでもある「ココと海のソコは繋がっている」。
「私達が普段生活している『ココ』と海の底『ソコ』は、見えないけれど繋がっている」ことを日比野さんに教わり、スケッチがスタート。





日比野さんが拾い集めた「ソコ」のモノと、参加者が自分で見つけた「ココ」のモノの繋がりを、スケッチしながら想像していきます。





最後に、それぞれが想像した物語を発表してこの日のワークショップは終了。


参加者の皆さんは、粟島海洋記念館の中にある瀬戸内国際芸術祭の作品「ソコソコ想像所」(瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト)を鑑賞したり、穏やかな海岸沿いを散策したりと、最後まで粟島を満喫している様子でした。





粟島は、瀬戸内国際芸術祭2019の秋会期(9月28日~11月4日)に参加します。

どんな作品が展開されていくのか、今から楽しみです。


このワークショップの様子は、瀬戸内国際芸術祭ボランティアサポーター「こえび隊」のウェブサイトでも紹介されています。
こちらも併せてご覧ください。
こえび隊ウェブサイト

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